昨日は
愛読書「 るきさん 」の著者
高野文子さんのトークイベントに参加
 
とても 軽やかな 飄々とした方
 
つらつらと
制作中の気づきをお話しされた
 
白地に黒で描かれた枠のなか
画数の多い漢字が入るだけで
 
黒の面積が大きくなり 急に
『 賑やかに 騒がしくなる 』
 
べた塗りすることは
 
視線を自然に促すため
意図的にしてはいるけれど
 
目につき過ぎると
疲れてしまう
 
若い頃から 絵を描き始め
描き続けた今
 
描かない白地が 一番美しいと感じると
笑って仰る
 
自らの作風も
『 絵 』から『 図 』へ近づき
 
今 製作中の作品も
『 エアコンの取り付け図みたい 笑 』
とのこと
 
数ページのサンプルをお土産にと
披露してくださったそれは
 
本当に見ていて
『 静かに 楽しい 』ものだった
 
「 最近 考えてる 答えのないこと 」と
終始 決めつけないままの お話しも
 
試みを「 楽しそうだから 」と
仰ることも 軽やか
 
漫画や絵画のことは 
分からないけれど
 
今のアパートの
白い漆喰の部屋に住むようになり
 
物が占める面積や
今まで大好きだった色が次第に
賑やかに 時には 煩くもなり
 
体調のよくない時は尚更だと
実感していた
 
そんな事で『 買い替えたい 』とまで
思い悩むことをワガママだと
 
どうしても伏せがちだったけれど
 
静かに共感してもらえたようで
とても嬉しかった
 
今回 お話をうかがえて
ますます「 るきさん 」が
好きになり
 
新しい作品も とても楽しみ。
 

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