年相応の不調は
ありながらも


いつまでも変わらないと
思い込んでいた
親の身体


年々 なにかしらが
明らかになると


親の歳を実感
戸惑いを隠せない 


父はものを作るのが
好きなので


大工仕事に
畑仕事


建てた小屋には
重たい
道具類がいろいろ


毎年 燃料となる薪や
漬物や味噌作り


今年のぶどうは豊作
いつも楽しませて貰い


その他にも
頼っていることばかり



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ここ数年 父も
規模を小さくしていた


できるならば
自分たちの手で
片付け


できる範囲のものを
残し 続けたい


親のものを片付けるのは
やはり寂しい


そのあまり
つい声を
荒げそうにもなる


それも子の甘え


これまで
こうして
いられたことにも


今 こうして
いられることにも感謝


なにができるかと
あれこれ
考えるけれど


いまは
親の仕事をよくみて


一緒にいる時間が
何よりと 思う。





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