持ち過ぎたものとの関係や
生活そのものを見直し
小さな暮らしを始めて
まだ 二年足らずだけれど
私にも 夫にも それぞれ
小さな変化が続いている
" 執着 " が
手放せているかと言えば
その逆で
自分がどんなことに
" こだわり "を
強く抱えているか
事あるごとに 気づかされ
それは どれも
自分に大切なようでいて
明らかにしてみると
根拠のない思い込み
とらわればかりで
恥ずかしかったり
おかしかったり
常々 夫が 興味を持っていた
「 不食 」というキーワード
一時期 話題になったというが
なにも知らなかった
つられて読んでみると
とても興味深いことばかり
ストイックに 高い意識を持つ
限られた一部の方々が
実践しているような
自分などには かけ離れた話と
勝手に思っていたけれど
『 ( よろしくないから )食べてはいけない 』
『 ( よいものだから )食べなくてはいけない 』
という頑ななことでは 決してなく
『 食べてもいいし 食べなくてもいい 』
ただ 自分のからだの声に正直に
心地よい 食事内容と少食に
少しずつしていけば
次第に慣れ
腸内環境は
その僅かに摂取したもので
十分に体が機能できるよう
徐々に変化していくという
そして それよりも
今回 この本に 心惹かれたのは
" なにものにも とらわれていない "
実践者 著者のあり方 そのも
私たちが 一見
自由そうにしていることが
実はとても 不自由で
その逆もあり
またひとつ
自分の大きな思い込みが
外れたような新鮮さで
あっという間に読了
人一倍 食べることが
好きな夫婦だが
「 食べない 」ということが
我慢や ひもじさではなく
「 食べる 」ことと同じくらい
楽しく 豊かなことと
感じ始めて
少しずつではあるけれど
それぞれ 体の声に
耳を傾け始めている。
とても 書き記せる程
消化しきれていないので
付章 「 いまを生きる16の知恵 」を
残させていただきます。
・川の水のように自然の流れに沿う
・自分の中のかすかな息吹を感じる繊細さを持つ
・他者と同じ息吹の中で生きていることを感じる
・興味のあることに集中する
・不安や恐怖を持たない
・喜びを持って生きる
・感謝を持って生きる
・風や太陽や月や星の語りかけを感じる
・木や草や花や石と語り合う
・人が喜ぶことを考える
・心を静かにする時間を持つ
・物をへらしてさわやかな環境にする
・天然の環境のもとで少量の食事をする
・ゴミを出さない
・金や物や地位が自分を幸せにすると考えない
・他者の生き方を肯定する
稲葉那季 著
いつも
有難うございます
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